不動産売却や介護施設について自ら動くことなく実施することができた事例
親が認知症になり施設に入所する必要があり自宅を売却する必要があり、売却するためには成年後見申し立てをする必要があると知り当事務所に相談。
後見申し立てについては、自ら手続きをすることもできることを説明したが申立書を作成することが大変であるということで当事務所に依頼。
後見人は親族がなるケースと専門家がなるケースがあるが財産状況を裁判所に報告することは手間であるので後見人はやりたくないとの希望だった。
当事務所で後見申し立てを行った上で後見人も当事務所で引き受けることになった。
なお、後見人については財産管理と身上監護の二つの役割があり、身上監護については相談者が行っていたことから、財産管理のみ当事務所で行うこととなった。
後見人に選任された後、居住用の不動産売却を家庭裁判所の許可を受けた上で実施。併行して被後見人の施設についてはどのような施設が望ましいかをケースワーカー・親族などと相談の上で決定。
希望する施設に空きがなかったので一旦別の施設に入所した上で空きが出たら希望する施設に入所することに決定。一旦入所する施設については、数年で出る可能性があるのでそのようになっても経済的に損失が出ないような形で契約。
これにより、相談者は不動産売却や介護施設について自ら動くことなく迅速に実施することができた。
介護を実際に行いながら、介護施設の選択や後見申し立てをすることは、肉体的にも精神的にも大変であります。
両親の介護や今後について不安なことがありましたら、是非茨城県日立市にある弁護士法人片岡総合法律事務所にご相談ください。
※個人が特定されない範囲で内容を加筆修正しています。
解決事例の最新記事
- 40代女性が前妻の子2名の相続放棄を得て、遺産全額を取得した事例
- 50代男性の相続登記に関する解決事例
- 50代男性の遺産分割に関する解決事例
- 70代女性の相続放棄に関する解決事例
- 50代男性の遺産分割に関する解決事例
- 40代男性の遺産分割に関する解決事例
- 40代女性の相続放棄に関する解決事例
- 70代女性の相続登記に関する解決事例
- 不動産の所有者不明、賃借人の失踪、賃借人の相続人不明又は相続放棄によって相続人不存在となるケース
- 信頼関係がなく後見人を一人に定められない方が、後見制度支援信託を利用し解決した事例
- 後見人である当事務所に休日1日だけ来所することにより、全ての手続きを完了させた事例
- 熟慮期間延長の申し立てと相続放棄という手続きだけで相続手続きを終了することができた事例
- 相続債務を承継することなく自らの住む土地建物を取得することができた事例
- 遺留分請求をし、遺留分に相当する金銭を受領して解決した事例
- 他の相続人から遺留分請求をされ、遺留分相当の金額を受領して解決した事例
- 遺産分割調停申立によりスムーズに遺産分割が出来た事例
- 相続人がいない方を面倒見ている方が遺言により相続した事例
- 会社経営者が相続税対策により円満に後継者に会社を引き継がせた事例
- 不動産オーナーの相続対策と円滑な不動産事業承継を実現した事例
- 養子縁組や遺言により面倒を見てもらっている親族に財産を多く取得させた事例
- 兄弟間で遺産分割の協議が整わないため遺産分割調停申立をしたBさんの事例